「農山漁村女性活躍表彰」について

「農山漁村男女活躍表彰」は農林水産業及び農山漁村の活性化、農林水産業経営や政策・方針決定への女性の参画推進、次世代リーダーとなりうる若手女性の農林水産業への参入など女性活躍推進のために優れた活動を行っている個人や団体の方々を表彰し、女性が農山漁村でいきいきと活躍できる環境づくりに資することを目的としています。次の6部門の優れた取り組みについて、表彰します。

女性地域社会参画部門(個人)

農山漁村の女性が中心となった地域の農林水産業の振興及び農山漁村の活性化のための以下の活動等を中長期に渡り積極的に実施している個人の取組。

・地域の雇用の創出や耕作放棄地の解消等、地域の活性化に資する活動
・小学校等での農林漁業体験や伝統料理教室等による食と農林漁業に関する教育活動
・その他、女性が地域社会参画に向けて取り組む諸活動 ・農林水産関係組織・団体における役員等への女性登用に積極的に取り組む活動

女性地域社会参画部門 (組織)

農山漁村の女性が中心となった地域の農林水産業の振興及び農山漁村の活性化のための以下の活動等を中長期に渡り積極的に実施している組織・団体等の取組。

・地域の雇用の創出や耕作放棄地の解消等、地域の活性化に資する活動
・小学校等での農林漁業体験や伝統料理教室等による食と農林漁業に関する教育活動
・その他、女性が地域社会参画に向けて取り組む諸活動 ・政策・方針決定過程への参画を推進するため、農林水産関係組織
・団体における役員等への女性登用に積極的に取り組む活動募集対象は、農林水産業に従事している女性が構成員(臨時雇用 者を含む。以下同じ。)の概ね半数以上の団体。登用にかかる事案については、農業協同組合、JA女性組織協議会、農業委員会(農 地利用最適化推進委員への登用を含む。)、漁業協同組合、森林組合、共済組合、女性組織等の取組。

女性起業・新規事業開拓部門

農山漁村の女性が中心となり、女性ならではのアイディア等に基づき地域資源を活用した起業活動や輸出、スマート農林水産業、 農福連携等の導入により女性が農林水産業経営に積極的に参画し、 女性ならではのアイディア等に基づき新規事業・部門等を設立し概ね5年以内に経営上の成果を上げている取組。

募集対象は、女性の個人又は農林水産業に従事している女性が構成員の概ね半数以上の法人もしくは役員の概ね3割以上が女性の法人。

女性活躍経営体部門

女性を積極的に雇用し、キャリア形成・能力開発に関する取組みや育児・介護などに関する就業規則等を整備し、女性が働きやすい環境整備に取り組むとともに経営方針等に女性が参画し、実践している概ね5年以内の農林水産業を営む経営体の取組。もしくは、 家族経営協定の締結をきっかけとして、女性が活躍できる環境を整備し、女性が積極的に経営に参画している概ね5年以内の取組。

募集対象は、女性自らが経営者となり活躍している経営体又は女性役員・従業員が活躍できる環境を整備している経営体。水産分野については、加工事業者を含む。

若手女性チャレンジ部門

募集対象は、農林水産業の振興及び農山漁村の活性化のための活動等を積極的に実施し、かつ、今後地域の農林漁業の発展を担い、 リードすることが期待される概ね 45 歳未満の女性(以下「若手女性」という。)が以下の活動等を実施する概ね5年以内の取組。

なお、団体にあっては、役員等に若手女性が含まれており、かつ、構成員に複数の女性が含まれているものとする。

・他産業で培った知識や経験を活かして取り組む起業や地域活動 ・農林水産業の担い手や女性の起業を支援する活動 ・これまで女性が携わることの少ない、あるいはなかった経営技術等の習得などによる積極的な経営参画・起業活動 ・その他起業、地域活性化に向けて取り組む諸活動

地域子育て支援部門

募集対象は、農林漁業者及び農林漁業団体が自ら行う、又は、農林漁業者及び農林漁業団体が都道府県・市町村・民間団体等と連 携し行う、農山漁村の特色・課題を踏まえた地域の子育て支援、 児童・学童の健全な育成に資する取組。

・保育所、学童保育、子育て支援広場等の設置・運営 ・子ども食堂、フードバンク ・農林漁業体験、環境教育、酪農教育ファーム ・森の教室、森のようちえん等

表彰式は未来農業DAYsにて!

表彰式は、令和3年3月12日(金)に開催される「未来農業DAYs 2021」にて行います。
オンラインでどなたでもご参加いただける行事ですので、皆様ぜひご観覧ください!

審査員

岩崎 由美子 氏

審査委員長

福島大学行政政策学類 教授

●経歴●
埼玉県生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。住民主体の計画づくり、農山村地域活性化、農村女性起業、震災からの地域復興などを研究。
主な著書として、『〈食といのち〉をひらく女性たち』(農文協、共著)、『食と農でつなぐ 福島から』(岩波書店、共著)、『小さな自治体の大きな挑戦-飯舘村における地域づくり』(八朔社、共著)、『女性の参画と農業・農村の活性化』(全国農業会議所)、『成功する農村女性起業』(家の光協会、共編著)など。

五條 満義 氏

東京農業大学国際食農科学科 准教授

●経歴●
全国農業会議所に8年間勤務後、1997年年に東京農業大学専任講師、2003年に助教授、07年から准教授。
国の第2次・第3次・第4次の「男女共同参画基本計画」の策定作業をめぐり、内閣府男女共同参画会議専門委員を務めた。
著書に『家族経営協定の展開』(筑波書房・2003年)、『中国の大学と農村は今』(東京農大出版会・2008年)、『家族経営協定 最前線』(全国農業会議所・2010年)などがある。

平田 克明 氏

1965年8月長野県生まれ。
広島大学法学部卒業後、落合経営会計事務所に入社。有限会社平田観光農園に就職、2006年7月に同取締役社長に就任、川西地区果実共同加工組合代表就任。2010年7月に長野県中野市に、株式会社果実企画を設立、取締役就任、2016年12月に株式会社イチコト設立、取締役に就任、2020年4月に川西地区果実共同加工株式会社を設立、取締役に就任(すべて現任)
全国農業会議所が事務局を務める経営者組織「農のふれあい交流経営者協会」会長。

納口 るり子 氏

一般社団法人 未来農業創造研究会 代表理事
筑波大学大学院生命環境科学研究科 教授

●経歴●
1957 年生 神奈川県小田原市出身。蜜柑農家の次女として誕生し、北海道大学農学部農業経済学科卒業。
その後、農林水産省の試験研究機関(東京・つくば・新潟県上越市)で 21 年間、先進農業経営者の経営管理や農家間の組織化などについて研究を行う。
2000 年から筑波大学にて、教育と研究に従事。

小川 理恵 氏

一般社団法人日本協同組合連携機構(JCA)主席研究員

●経歴●
一般社団法人日本協同組合連携機構(JCA) 基礎研究部 主席研究員。1997 年に、前身である社団法人地域社会計画センターに入会。
総務課長、企画調整室長を経て研究職に職種転換、現在に至る。
研究分野は地域づくりと女性活動。
主な著書に『魅力ある地域を興す女性たち』(農文協、2014 年)、『事例から学ぶ 組合員と進めるJA自己改革』(共著、家の光協会、2018 年)、『営農経済事業イノベーション戦略論』(共著、筑波書房、2018 年)、他。

安形 京子 氏

(一社)全国農業経営コンサルタント協会 理事
安形税務会計事務所 税理士・行政書士

●経歴●
福島県会津生まれ。当初名古屋市の社会福祉施設に勤務。その後養豚農家に嫁ぎ農業の現状を知る。会計事務所に勤務後1995年安形税務会計事務所を設立。最初から農家の応援を使命と位置づけ愛知県農業経営改善支援センタースペシャリストに登録。県の農業改良普及所、市の農政課、JA関係等からの依頼で会計及び税務の講師として従事。農業関係の会計人の組織である(社)全農協に入会し農業簿記検定試験立上げメンバーに加わり、教科書作りや試験委員にて活動。
日本政策金融公庫農業経営アドバイザー上級試験合格、食Pro.取得、FP、経営革新等支援機関認定。
現在は愛知県農業経営相談所専門家に登録し、様々な農業経営者の相談にのりながら、日頃は税理士・行政書士事務所の経営に従事する。