未来農業DAYsがめざすもの

○未来農業DAYs ― 農業の「これまで」と「これから」
「旧態然とした日本農業」「衰退の一途」――そんなことが言われて久しい。 本当にそうでしょうか。
高齢化、過疎化、若者の農業離れなど、大きな危機を乗り越えようと、新陳代謝と進化、そしてイノベーションが繰り広げられています。
その3つの要素は決して自然発生したものではなく、実は脈々と受け継がれてきた農業技術・文化・遺産から生まれました。
未来DAYsは、そんな農業の「これまで」を知り、「これから」を創造するための新しい仕掛けです。

アワード部門
ー農山漁村女性活躍表彰ー

「農山漁村女性活躍表彰」は農林水産業及び農山漁村の活性化、農林水産業経営や政策・方針決定への女性の参画推進、次世代リーダーとなりうる若手女性の農林水産業への参入など女性活躍推進のために優れた活動を行っている個人や団体の方々を表彰し、女性が農山漁村でいきいきと活躍できる環境づくりに資することを目的としています。
6部門の優れた取り組みについて、表彰します。

○女性地域社会参画部門(個人)
○女性地域社会参画部門(組織)
○女性起業・新規事業開拓部門
○女性活躍経営体部門
○若手女性チャレンジ部門
○地域子育て支援部門

未来へつなぐ架け橋
ーあなたと作り手との2つの距離ー

農業とは私たちの生命を形作る基礎となるもの。全ての方々がその大切さを知っています。

最近は生産者と消費者の距離が縮まり、「作り手の顔が見える品」が身近になってきました。
スーパーなどで作り手の写真が載った野菜を選んだり、生産地から直接お取り寄せすることも普通のことに。

そんな「物理的距離」に加え、未来農業DAYsでは「時間的距離」についても考えてみようと思います。

時間的距離とは「未来の農業をつくる若者」との距離のこと。
最近は農業の楽しさが徐々に広がり、志す若者も沢山います。
ただ、技術も販売も拙いひな鳥たちが大きく羽ばたくためには、消費者が直接応援できるような環境がもっと必要です。

未来農業DAYsは、その2つの距離をもっと近く緊密にするために、いろいろな楽しい仕掛けを考えています。

コンペ部門
ー大地の力コンペー

課題多き農業ではありますが、これまでも、そしてこれからも非常に重要であり、大きなパワーと魅力を持った産業であります。その力は現代社会を悩ませる問題を解きほどくことができるかもしれません。そのような、農業の力やそのフィールドを通してさまざまな社会課題の解決を目指す動きを「アグリ+(アグリプラス)」と名付けました。 大地の力コンペは「アグリ+アイデア」を表彰するとともに、未来に向かって大きくはばたくお手伝いをすることを目的とします。 また、未来農業の中心となる若者・女性が活躍できる事業やアイデアにスポットをあてるとともに、異分野からの知恵も取り上げながら農業の裾野を広げることを目指します。

タイムテーブル

未来農業DAYs2022は新型コロナウイルスの影響によりオンラインでの開催でした。

2022年3月17日(木)


11:30 オンライン接続開始
12:00 開会式
12:10 基調講演:食べチョク代表 秋元里奈 氏
13:00 コンペ部門:「第6回 大地の力コンペ」 ファイナリストプレゼンテーション
14:00 アワード部門:令和3年度 農山漁村女性活躍表彰 受賞者取組事例紹介
15:00 コンペ部門・アワード部門 表彰式
16:00 総括
16:10 閉会

基調講演

今回の基調講演は、産地直送おとりよせ通販でおなじみの「食べチョク」代表 秋元 里奈 氏に取材いたしました。

「食べチョク」代表
秋元 里奈 氏

経歴


2016年11月に株式会社ビビッドガーデンを創業。
2017年8月にオンライン直売所「食べチョク」を正式リリース。
リリース3 年で知名度/利用率 No.1の産直サイトに成長。
2020年4月にアジアを代表する30歳未満の30人「Forbes 30 Under 30 Asia」に選出。
2020年9月にTBS の報道番組「Nスタ」の水曜 レギュラーコメンテーターに就任。
その他、日本テレビ「スッキリ」コメンテーター、 フジテレビ系列「セブンルール」、テレビ東京「カンブリア宮殿」など出演。
2021年2月に初著書『365 日 #Tシャツ起業家』 を出版。

基調講演テーマ


「食べチョクが考える 持続可能な一次産業に向けて」

令和3年度 農山漁村女性活躍表彰

各発表は別ページでご覧になれます。

令和3年度 農山漁村女性活躍表彰 受賞者コメント

各受賞者のコメントをご覧になれます。

当日資料ダウンロード

未来農業DAYs2022の資料は以下よりダウンロードできます。

後援